お子さんの不登校やPTSD、うつ病、パニック障害などの克服なら
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東京カウンセリングルーム
『こころの元気道』
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① 身体的虐待
② 性的虐待
③ 心理的虐待
④ ネグレクト(育児怠慢、育児放棄)
① 胎児虐待(お腹の中にいる赤ちゃんに対する虐待)
お母さんのお腹の中で、赤ちゃんの体の器官や機能、脳の神経細胞は日を追うごとにどんどん発達していきます。その時期に外部から良い刺激を与えられると赤ちゃんの脳の発達に効果があると解明されています。
妊娠5ヵ月頃から赤ちゃんは音を聞き分ける能力が発達していると考えられており、この時期に、男の子(胎児)に「女の子がよかった」と言ったり、「赤ちゃんなんか欲しくなかった」と言ったり、お父さんがお母さんへ暴力を振るったりしたら、赤ちゃんはどう感じるでしょうか。反対に、お母さんやお父さんが「赤ちゃんを1人の人間として尊重」して、お母さんの気持ちが安定するようにお父さんが気を配ったり、お腹に優しく話しかけたりすると、赤ちゃんの精神も安定していきます。
② 乳児虐待(0歳~1歳ぐらいの子どもに対する虐待)
赤ちゃんが生まれてからの最初の1ヵ月は、すべてが初めてのことばかりです。お母さんは出産直後でもあるので、快復していない体では、何をするにしても特に難しい時期です。
「赤ちゃんが生活の中心になる」ということを理解していないと、「育児書に書かれた知識と違う」ことが起きたり、「想像していた赤ちゃんと違う」とパニックになる場合があります。
周りにサポートしてくれる家族や友人、保健センターなどのサービスがないと、精神的にも物理的にもお母さんと赤ちゃんが密室で孤立してしまいます。
③ 幼児虐待(2歳ぐらい~就学前の子どもに対する虐待)
幼児期の子どもは、自我がどんどん芽生えてきて、成長の個人差も出てくる時期で、お母さんも悩みながら子育てをしながらますます悩んだり、孤立しやすい時期でもあります。子どもは「イヤイヤ期」に突入し、対応に悩むお母さんのイライラも最高潮に達するときが増えてきます。
義務教育が始まる前のこの時期は、子どもが幼稚園や保育所に行かなくてもかまわない時期で、そのために育児放棄や体罰が周囲から見過ごされやすい時期でもあります。
④ 児童虐待(就学後~15歳の子どもに対する虐待)
子どもに対する極端な暴力でなければ、「躾(しつけ)だから」とか「虐待ではない」と思うのは親だけでなく、虐待を受ける子どもも同じです。被虐待児の場合、逃げたくても方法が分からなかったり、助けを求める人がいなかったりして、自分から助けを求められない場合が多く見られます。
そのため、虐待の起きる家族を孤立させないよう、学校、地域、行政などが連携して、早期発見、早期対応のしくみを作っておくことが必要です。
平成28年1~6月に、全国の警察が虐待の疑いがあるとして、児童相談所に通告した子どもの数は、2万4,511人。これは前年の同期に比べて7,287人も増えており、2011年以降で最多を記録しました(5年連続の増加)。
「児童虐待の防止等に関する法律」(平成12年法律第82号)によって、子ども虐待の定義は、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトの4種類に分けられました。
ただし、それぞれ単独で発生することもありますが、暴力と暴言や脅し、性的暴行と暴力や脅しなど、複雑にからみ合って発生することも多く、簡単に解決できるものではありません。
しかしながら、虐待を受けている子どもにとっては緊急を要するケースが多く、関係機関の素早い連携と対応が必要です。
また、虐待と躾(しつけ)には、明らかな線引きができないグレーゾーンが存在します。親が「躾のつもりだった」と言えば、それ以上追及しにくい面もあるのです。
しかし、いくら躾だと言っても、過剰な教育や厳しい躾によって子どもの心や体の発育・発達に問題が現れ、子どもが耐えがたい苦痛を感じることがあれば、子どもの側になって判断し、それは虐待であると考えるべきでしょう。
また、多くの場合、親が子育てに苦労を感じている現実もあるので、親御さんを一方的に批難するのではなく、カウンセリングなどによって心のケアをすることも大切です。
カウンセリングでは、まず、お母さんの子育ての様子と、子育てをしているお母さんの悩みや不安をじっくりとお聴きします。そして、お悩みの内容を整理しながら、カウンセリングで対応していく部分、支援を求める人材や機関を探す部分などに分けて対応していきます。
筆者(カウンセラー)にも経験がありますが、一歩間違えば虐待かと思ってしまうような精神状態になったことがありました。
虐待を防ぐため、あるいは虐待を止めるために、「親子による育て直し」のワークを行っていきます。
カウンセリングを効果的に進めるためには、あなたとカウンセラーの相性が大切な要素となりますので、プロフィールもぜひご覧ください。
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